世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムス 対 世界ランク20位のブランコ・ムグルーサ。
ウィンブルドン センターコートはおおいに盛り上がっていました。
とくに第2セット、9ゲーム目にムグルーサがセレーナをブレイクした瞬間、観客は総立ちでムグルーサへ拍手。しびれました。
結果的にセリーナ・ウィリアムスが優勝しましたが、明らかにネクストジェネレーションが動いている瞬間だったと思います。
ウィンブルドン2015結果
1セット 6−4 セリーナ2セット 6−4 セリーナ
セリーナ:とてもいい気分!ムグルーサはとても頑張ってた。あなたは近い未来このトロフィーをもつと思います。
セリーナは常にムグルーサへの言葉を忘れず、「ムグルーサは素晴らしいショットを打つのでプレッシャーでした。」ともコメント。1セットは最初のゲームをブレイクし、波にのっていたムルグーサだが、1セットの後半からセリーナがいつもの調子を取り戻し、ゲームを制した。その流れで2セットもセリーナ一色だったが、後半はムグルーサが巻き返しをはかり5−4まで追いつく、最終的にセリーナがブレイクに成功し勝利するが会場はムルグーサの粘り強さにスタンディングオベーション。
ムルグーサ「自分のプレーを誇りに思う」

ムグルーサ:試合はとても楽しかったし、自分のプレーを誇りに思う。この試合から芝コートが好きになりました。グランドスラムは8歳からの夢でしたし、再度セリーナがナンバーワンプレイヤーだと確信しました。

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ムグルーサはこの大会より、ランキングを20位から9位にランクアップ。まだ21歳の若さで4大大会準優勝という偉業を成し遂げた。今大会でランキング上位のラドワンスカやボスニアツキーに勝った自信から、これからの試合が期待できそう。
セリーナ・ウィリアムスの凄さ
毎度、毎度大会を優勝しているセリーナだが、成績を整理してみるととんでもない事が分かった。ウィンブルドン6回優勝
4大大会21回優勝
通常4大大会の事を「グランドスラム」と呼ぶが、この4大大会を連続優勝している事を「セリーナスラム」とも呼ばれている。現在33歳のセリーナだが、歳に負けないパワーと技術でまだまだ彼女に総合的に追いついている選手はいないと思う。セリーナスラムの連勝記録を延ばし、レジェンドとなる事間違いないだろう。