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暑い日と試合が続いていたウィンブルドンも終わりました。
男子の優勝はジョコビッチ、準決勝はフェデラー。女子の優勝はセリーナ、準決勝はムグルーサ。
錦織圭は怪我のため棄権となりましたが、テニス四大大会の一つウィンブルドンは十分に楽しめた内容だったと思います。
それでは男子決勝を詳しく追っていきましょう。
男子テニス世界ランク1位、2位の試合は別格過ぎる
ジョコビッチ世界ランク1位にフェデラー2位。2人の過去の対戦では20-20で互角。フェデラーのスタイルはテクニカルでサーブ、リターン共にキレキレです。反対にジョコビッチはズバ抜けてココが凄いという箇所ないが、総合的な実力が誰よりも抜けていると今大会の試合を見てて思いました。
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フェデラーのサーブは凄い角度でコートのギリギリを狙ってきますので返すのにも一苦労、返した所で十分なリターンじゃなく、フェデラーがリターンしやすい箇所へ返すしかできなくなるようなサーブです。リターンに関しては、特に片手バックハンドの威力は凄まじく、これもまたコートギリギリを狙ってきます。
テクニカルなフェデラーに対応しまくるジョコビッチ
フェデラーに対応できる選手はジョコビッチ以外にいるのでしょうか。ジョコビッチは第一セットはこのようなサーブ、リターンを拾っていくのに苦労していましたが、さすがは世界ランク1位です。対応が早く、第二セットからフェデラーの1stサーブ率が落ちてき、スタミナ切れのフェデラーへ第三、第四セットと襲いかかってます。
猛獣のようなジョコビッチ。相手に十分なプレーをさせておいて、体力が無くなってきた頃に、自分の番だとも言わんばかりの攻撃が始まります。一旦テクニックでは上なフェデラーが勝つと思いきや、バランスのとれたジョコビッチが最終的に勝利する、テニスの勝敗で何が必要なのかを感じさせる試合だったと思います。
まだまだジョコビッチがトップに君臨し続けそうですね。次は全英オープンが8月にあります。錦織選手の怪我の具合や大会までの調整が気になりますが、マイケル・チャンと共に頑張ってくれると思います!
ブックメーカーで儲けた方おめでとうございます!