日本の錦織圭が7月4日に行われた4回戦でマリン・チリッチと対戦。しかし心配されていた「左脇腹の痛み」が悪化し2セット目で棄権。スコアは6−1、5−1だった。
第一セットから自分の思うようにプレーはできていなかったが、第二セット5−1まで戦う。この状態で勝てるわけがないと思い棄権を決断したが正解だと思う。
勝てないと分かっている試合に怪我を悪化させテニス人生に影響させる必要が全くない。夏にはリオ五輪も控えているので、しっかりと休養する事に専念してほしいです。
ウィンブルドンはジョコビッチやワウリンカも敗退していますが、スター選手や普段あまり光を浴びない中堅選手が残っています。中でも注目なのがフェデラーではないでしょうか。
フェデラーが対戦するのは、錦織と戦ったチリッチ。今回この試合を追ってみたいと思います。
フェデラー、チリッチの世界ランク

世界ランク
フェデラー 3位
チリッチ 13位
長い間2位に君臨していたフェデラーも今季の怪我により世界ランク3位となっています。しかし、芝の王者フェデラーが帰ってきました。ウィンブルドン2016では本来のプレーができ、スコアも相手を寄せ付けない圧倒的な強さを見せています。
一方チリッチは、4回戦で錦織の負傷により、スタミナを温存できたと思うので、体力面で有利なのではないでしょうか。世界ランクは少し離れていますが、食いついていける距離にはいます。
芝コート戦績
フェデラー11戦中9勝2敗
チリッチ9戦中7勝2敗
芝の王者と言われているフェデラー。自信も芝コートは自分にとって特別だと感じているに違いありません。チリッチも9戦中わずか2敗のみの負けとなるので、芝に対しての不得意な感じはあらわれていません。両者にとって芝は得意と判断できます。
過去の対戦成績 Head To Head

6戦中フェデラー5勝、チリッチ1勝
直近の試合では2014年のUSオープン、準決勝チリッチがフェデラー相手に6−3、6−4、6−4とストレート勝ち。この後、錦織と決勝を行いそちらもストレート勝ちをするチリッチ。6戦中1勝しかしていないが、グランドスラム大会という大きな大会でのこの1勝は大変価値があります。
他の年の試合を見ても、やはり2014年のチリッチは強いです。トロントでフェデラーに負けてはいますが、確実にフェデラーに迫る強さを身につけたと思われます。
今大会もグランドスラム大会という事でチリッチに火がつき、フェデラーに勝つ可能性もあるかもしれません。気になるブックメーカーオッズを見ていきましょう。
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まず2つのブックメーカーはフェデラーが勝利すると予想しています。両者のオッズ差はそこまで無いので、チリッチにも勝てる見込みがあります。
世界ランク、過去の対戦成績、選手のコンディションの3ポイントから考えると「ほぼ互角」。ですが、テニスの安定感から言うとやはりフェデラーでしょうか。なぜかフェデラーには安心感があります。
二人の試合は7月6日(水曜日)。試合内容も面白くなると思うので、是非ブックメーカーから試合に賭けて楽しんでみてはいかがでしょうか。まずはお好きなブックメーカーから登録してください。