7月10日(日曜日)に行われたテニスウィンブルドン2016男子決勝。世界ランク7位のミロシュ・ラオニッチ対世界ランク2位のアンディー・マレー。試合は両者ホールドを取り合う互角の試合。
強烈なサーブを武器とするラオニッチですが、試合最後まで集中力を切らさず接戦となります。マレーはラオニッチの強烈なサーブも見事なリターンでコート際へ打ち、ラオニッチを揺らします。
試合を見てて分かった事は、
「ラオニッチのサーブはさすがに強烈だが、マレーのサーブもまた強烈」
「ラオニッチは揺さぶられると体型が大きいためか素早く反応できない」
「マレーのリターンは錦織が言うように世界ナンバーワン」
第一セットを取られた時に上記3つを確認できたので、優勝はマレーかと思いました。最終的なスコアは6−4、7−6、7−6でマレーのストレート勝ち。
マレーは地元イギリスで名誉ある優勝を成し遂げたので、リオ五輪でもその実力を発揮させる事は間違いないでしょう。
日本の錦織圭は今大会で左脇腹の負傷により棄権となりましたが、リオオリンピックまでに回復するのか!?ウィンブルドンを振り返り、次のビッグイベント「リオ五輪」について触れていきたいと思います。
目次
ウィンブルドン2016優勝者・準優勝者
<男子>
優勝 アンディー・マレー(写真左)
準優勝 ミロシュ・ラオニッチ(写真右)
マレーは3年振りのウィンブルドン優勝、グランドスラムは3勝目。ラオニッチはカナダ人初グランドスラム制覇を逃しましたが、急激な成長を見れたと思います。
<女子>
優勝 セリーナ・ウィリアムズ(写真左)
準優勝 アンジェリック・ケルバー(写真右)
昨年に続き連覇のセリーナ。今季グランドスラムを逃していたセリーナだが、ケルバーにストレート勝利。ケルバーは今年全豪オープンでセリーナに勝ち優勝したが、ウィンブルドンではセリーナのリベンジにやれれる。正確で冷静なプレースタイルは今後セリーナにとって脅威となるでしょう。
3回戦で王者ジョコビッチ負ける!
今大会で最も人気のあったジョコビッチですが、三回線で世界ランク41位のサム・クエリーに敗れます。クエリーは大金星をあげたのですが、この予想は的中させた方は多くの払い戻しがあったことでしょう。羨ましい。
フェデラー完全復活はならず
今季、怪我のため多くの大会を欠場していたフェデラーだったが、ウィンブルドンでは準決勝まで勝ち上がる事に成功。しかし、一番勢いにのっていたラオニッチに逆転勝利をされる。フェデラー対マレーの決勝を予想してましたが、そこへラオニッチが入る展開はウィンブルドンで最も面白かった瞬間だったと思います。
ブックメーカーbet365初期オッズを振り返る

ウィンブルドンが始まる前6月20日の初期オッズ。マレーは初期オッズでは4倍と2番人気でしたが、見事優勝。4倍オッズを拾えた人おめでとうございます。
ジョコビッチが圧倒的一番人気の1.72倍でしたが、3回戦で早くに敗退したのは衝撃的でした。錦織は29倍で怪我が無ければ優勝も狙えたかと思いますが、ウィンブルドンではコンディション100%のプレーヤーが勝ち残っています。
この結果、「怪我を抱えている」、「コンディションが100%じゃない」、これらのプレーヤーには優勝オッズで賭けない方が良いと分かりました。
錦織圭はリオデジャネイロオリンピックに間に合うのか!?
上記で怪我の事に触れましたが、来月からリオ五輪が始まります。もちろん錦織が出場する予定ですが、心配なのが怪我の完治。100%の完治でないと、まずジョコビッチ、マレー、フェデラーには勝てないでしょう。
他にも、ワウリンカ、ラオニッチ、チリッチ、ドミニク等強豪が勢揃いです。
昨年の傾向からウィンブルドン後はシティ・オープン、ロジャーズカップに参戦していますが、リオ五輪が控えているため、シティ・オープンは怪我の回復を待つために出場表明をだしていません。
ロジャーズカップに関してもまだ情報がでていないので、怪我の具合によりだと思われます。是非、錦織には怪我の完治に専念して、リオで暴れてほしいと思います。
さいごにブックメーカーの醍醐味
いかがだったでしょうか?ウィンブルドンからブックメーカーを始めた方も多いと思いますが、今大会では前評判通りにならない結果が多くあり、高オッズを拾えるチャンスがたくさんありました。ブックメーカーの醍醐味
「スポーツの試合を楽しみながら、試合にお金を賭ける」
この面白さを再度実感できたウィンブルドンでした。今後、リオ五輪、全米オープン等多くの大会を備えているテニス、他にもサッカーや野球、バスケット等、多くのスポーツが対象とされているので、興味のある方は是非ブックメーカーに登録してください。
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