昨日の東京五輪2020男子テニス準決勝、
アレクサンダー・ズべレフがノバク・ジョコビッチに、なんと勝ちました!
ジョコビッチのゴールデンスラムを阻止し、連勝も止めました。
なんということでしょう。。
勝ったアレクサンダーは試合後、ずっとベンチに座り感極まっていました。
彼のSNSでは、国のために金メダルを取りたいと残されており、今回のジョコビッチの自身の目標との差を少し感じた次第です。
決勝は、ロシアのカレン・ハチャノフと対戦するアレクサンダー。
金メダルはどちらの選手に!?
今回はオリンピックのテニス、後半戦の試合予想をしていきますので是非参考にしてください。
東京五輪2020男子テニス決勝戦の試合予想
アレクサンダー vs ハチャノフ
アレクサンダー | ハチャノフ | |
世界ランキング | 5位 | 25位 |
ハードコート成績 | 15/4 | 12/4 |
過去対戦結果 | 2勝 | 2勝 |
ブックメーカー平均オッズ | 1.34倍 | 3.29倍 |
まずはデータから見てみると、世界ランキングはアレクサンダーが5位と上、ハードコートの成績はどちらの選手も良いですが、若干アレクサンダーの方がいい。
過去対戦は2016年〜2019年の間で4度、どちらの選手も2勝。
ブックメーカーの平均オッズは、準決勝でジョコビッチに勝ったアレクサンダーの方が低く、ブックメーカーはアレクサンダーが勝つと予想。
ここまでが基本的なデータ。次に準決勝の試合内容をみていきます。
ハチャノフは、カレーニョ・ブスタと試合を行いました。6-3、6-3と試合内容は上位相手にしてはかなり安定していました。
ハチャノフもアレクサンダーと同じく乗ってくるとサービスエースが入りだしたり、ファーストがよかったりします。
決勝でもアレクサンダーとどちらが先に試合に乗ってくるかで第一セットを選手するか揺れそうです。
アレクサンダーはジョコビッチとの試合時、第一セットを6-1で落とし第二セットも先にBreakを奪われたにも関わらず、そのあと逆転を見せジョコビッチに勝ちました。
この原因は、ジョコビッチの動きが急に悪くなったことがあげられます。さすがのジョコビッチも東京の猛暑の中、シングルス、混合と連日試合を行なって急にガクッときた感じがしました。
第三セットでは6-1と試合途中でジョコビッチのプレーが和らいだ感じもするので負けを覚悟したのでしょう。
少ししんみりしましたが、アレクサンダー、体力はかなり消耗したもののハチャノフ戦ではしっかり金メダルを獲得する気満々なはず。
少しだけ気にしてるのが、燃え尽きた症候群。
卓球混合ダブルスで中国ペアに勝った水谷/伊藤ペアですが、伊藤選手、混合ダブルスで中国から金メダルを取りシングルスも金か!?と期待されましたが、蓋を開けてみれば銅メダルで終わりました。銅メダルも凄いことですが、混合ダブルスで中国から金メダルを取った時点で少し沸点が冷めたような気もします。
アレクサンダーはジョコビッチに勝ったことで沸点が到達し、そこから冷めてしまうならハチャノフ金メダルの可能性もあるかもですね。
今回ロシア勢は混合ダブルスでも決勝戦をロシア同士で戦うなどの健闘を見せています。
決勝どうなるか非常に楽しみです。決勝はもちろんライブベットでいきます。UnderとOverの賭け方を組み込めれば組み込んで。
ジョコビッチ、銅メダルはカレーニョ・ブスタと
銅メダル決定戦、ジョコビッチとカレーニョ・ブスタです。
ジョコビッチにとって、昨日の負けた時点でゴールデンスラムの夢がなくなり、次はグランドスラムに切り替わっていると思います。
悪い言い方をすれば、東京五輪で3位決定戦をしてるより、全米オープンに向け体を休める方が重要でしょう。早めの休息がグランドスラム制覇につながると思いますから。
この銅メダルに対してどこまで考えてるか分かりませんが、「取れるものは取って休息か」、「もうメダルには懲り懲り」と思ってブスタに譲り休息か。
どちらにせよ疲れてるでしょう。
銅メダル決定戦は7月31日 15:00より
金メダル決定戦は8月1日 15:00より